個人再生とは?

裁判所を介して手続きをします。
月々、安定収入があることが条件になります。自営業の方には難しいですね。サラリーマンの型が多く利用されるようです。自宅や車を残したい方はこちら!

個人再生は、自宅や車を残しながら借金を減額する方法?

💡 個人再生とは?裁判所が認める“借金を大幅に減額できる”救済制度
■ 個人再生とはどんな手続き?


「個人再生(民事再生)」とは、
裁判所に再生計画の認可決定を受けて、借金を大幅に減額してもらう 法的手続きです。


借金の返済が難しくなったとき、
「自己破産まではしたくない」「家や車を手放したくない」という人に最も選ばれています。


個人再生は、裁判所が認める正式な債務整理手続きのひとつで、
返済総額をおおむね 5分の1程度(最大で10分の1まで) に減額できるケースもあります。


■ 個人再生で借金が減額される仕組み


裁判所に提出する「再生計画案」が認可されると、
借金は法律的に大幅にカットされ、
原則 3年(最長5年) で分割返済をしていく形になります。


たとえば、借金総額が500万円あった場合、
個人再生が認可されると 100万円に減額される こともあります。


借金総額再生後の返済額(目安)減額率
300万円約100万円約66%減
500万円約100万円約80%減
800万円約160万円約80%減
1,000万円約200万円約80%減


※正確な金額は裁判所の判断・収入状況により異なります。


■ 個人再生のメリット


✅ 借金が最大80〜90%カットされる
✅ 家・車などの財産を守れる(住宅ローン特則)
✅ 自己破産のように職業制限がない
✅ 家族や勤務先に知られにくい
✅ 返済は3〜5年の分割でOK


特に「住宅ローン特則」を利用すれば、
マイホームを手放さずに借金整理ができるのが大きな特徴です。


■ 個人再生のデメリット・注意点


⚠ 手続きが複雑で時間がかかる(通常6〜12か月)
⚠ 安定した収入が必要(毎月返済が前提)
⚠ 信用情報に登録される(いわゆるブラックリスト期間5〜7年)
⚠ 一定の書類提出が必要(家計簿・給与明細など)


任意整理よりも手続きは難しくなりますが、
その分、減額効果は圧倒的に大きい のが個人再生の強みです。


■ 任意整理・自己破産との違い
比較項目任意整理個人再生自己破産
減額の幅利息カット中心元金を大幅に減額返済義務ゼロ
家を守れるか◎ 守れる◎ 条件付きで守れる× 原則失う
手続き先弁護士・司法書士裁判所+弁護士裁判所+弁護士
職業制限なしなし一部あり
信用情報登録約5年約5〜7年約10年


「借金は減らしたいけど、破産は避けたい」という人にとって、
個人再生はちょうど中間的な救済制度といえます。


■ 個人再生の手続きの流れ


1️⃣ 弁護士・司法書士へ相談
2️⃣ 受任通知の送付(取立てがストップ)
3️⃣ 必要書類を準備(収入証明・支出記録など)
4️⃣ 再生計画案の作成・提出
5️⃣ 裁判所の審査 → 認可決定
6️⃣ 減額後の借金を3〜5年かけて分割返済


■ 個人再生が向いている人の特徴


安定した収入がある(会社員・公務員など)


借金総額が100万〜5,000万円以内


家や車など守りたい財産がある


自己破産は避けたいが、任意整理では足りない


■ 専門家に相談するのが成功のカギ


個人再生は、裁判所を通す正式な手続きのため、
書類の不備や誤りがあると「却下」されてしまうこともあります。


そのため、必ず 債務整理に詳しい弁護士・司法書士 に依頼しましょう。
最近では、
📱 オンライン相談・LINE相談・電話相談にも対応しており、
家族や職場に知られずに進めることができます。


■ まとめ|個人再生は“再スタート”のための制度


個人再生は、借金を大幅に減額し、生活を立て直すための強力な制度です。
「返せない…」と感じたその時が、立ち直りの第一歩です。


まずは無料相談から、あなたに合った解決策を見つけてみましょう。


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